パリ旅行記・最終日〜帰国

とうとうアメリカに帰る時がきた。ホテルでの最後の朝食を食べる。パリ2日目の朝はマクドナルドに行ったが、3日目からは毎朝ホテルの地下で朝食を食べた。3日目から、ホテルの宿泊料金に朝食が含まれていたからだ。詳しく説明すると、出発の1週間前にスケジュールを1日早めて、最初の1泊の予約は自分で取ってしまい、それが団体料金扱いされず、朝食も含まれなかったのだ。ホテルでの朝食は、アメリカのホテルでの無料朝食とは比べられないほど、豪華で美味しかった。卵、ベーコン、ソーセージの他に、あらゆる種類のパン、チーズ、ハムが揃えられていた。それからフランスでは1階のことを0階と呼ぶために、ちょっとまぎらわしいことがある。ホテルや美術館で例えば、2階と言うと、実は3階のことなのだ。

パリの国際空港からは11時40分発なので、朝8時15分にホテルまで迎えに来てくれるシャトルバスのサービスを使った。オルガン講習会の後に残っていた、講習生二人も同乗した。バスの運転手は7時45分に来て、これではものすごく早く飛行場に到着してしまうと思ったが、その心配は必要なかった。他のホテルにも2ヶ所寄って、定員8人がそろうまで乗客を乗せたために、パリの市内を出るまでに約1時間もかかったからだ。おかげで最後にもう一度、パリ市内を見ることができたが、飛行場に着いたのは出発の2時間前だった。地下鉄と電車で空港まで行くと、たったの8〜9ユーロで行けるが、荷物を持っての乗り換えが面倒だ。それに比べてシャトルバスは一人で16ユーロしたが、ホテルまで迎えに来てくれるし、飛行場ではチェックインする場所まで連れて行ってくれるので利用して良かった。

シャルル・ド・ゴール空港ほど忙しい飛行場は今までに見たことがない。なんと機関銃をぶらさげている警備員も見張っていた。僕らは日本行きの飛行機を頻繁に使うために、貯まったマイルが多い。そのためにゴールドやプラチナメンバーになっているため、時々優先扱いされるのだが、特に飛行場のカウンターや飛行機に乗り込む時に優先されるのがとても助かる。今回もおかげでチェックインはとてもスムースにできた。ところが出国検査の前に行われる安全確認の列がものすごく長いのだ。さらに手荷物検査でもかなり待った。そしてゲートに着く頃は、ほとんど搭乗手続きの時間だった。ここでも優先で、ファーストクラスの乗客と一緒に搭乗手続きができたが、飛行機は遠く離れたところにあり、ゲートからはバスに乗って行った。空いている余分なゲートがないのだろう。飛行機は少しだけ予定時間を遅れての出発だった。

今回の旅では、ソニーの超小型コンピューターを持参したが、これがとても役に立った。デジカメで撮った写真や映像をコンピューターに取り込むのは簡単だったし、ホテルのロビーやマクドナルドでインターネットに接続することもできた。そして毎日、日記を書けたことは大きい。これだけさくさんの出来事がある場合、忘れる前に記録にしておく必要がある。このコンピューターはとても小さいので、腰につける小さなバッグにも入る。それにバッテリーに寿命がとても長く、5時間以上も平気なのだ。

さて、ダラスの飛行場に着いてみると、入国審査の前にものすごい長蛇の列がある。コンピューターのトラブルがあったためだそうだ。係の人によると僕らの位置からでは、90分くらいかかると言う。ヴェルサイユ宮殿では2時間半も並んだから、それくらいたいしたことない、と強がってみた。ところが実際は40分ほどで通過できた。乗り換え便に遅れた人も多くいたみたいだが、僕らは3時間以上も余裕があったので大丈夫。ウィチタフォールズには夜9時に到着。ニュースによると、今日の最高気温はなんと42℃。家に着いた時でも、まだ35℃以上あった。これから普段の生活に戻るため、気持ちを切り替えなくてはならない。パリの旅は本当に楽しかった。ありがとう!


ホテルのロビー

手で開けるエレベーター

ホテルの客室

狭いベッド

ホテルでの朝食

ホテルの中庭

[2009年7月10日]

<< 11日目へ 渡辺清人・知江美のホームページへ