珍道中〜メキシコ国チワワ編

演奏会珍道中、第二弾。珍道中と言えば、再び「ブルース」。またこのおっちゃんに依頼された演奏会は楽しいものになったよ。今回はまず旅のスケジュールが辛かった。8日にウィチターフォールズからオクラホマ州のタルサ市まで約4時間かけて自動車で行き、10日にタルサで演奏会。その夜のうちにオクラホマシティまで自動車で行き(約2時間)ホテルに1泊して、翌朝早く飛行機でエルパソへ。メキシコのチワワ行きのバスに乗ったのが午後3時で、到着したのは夜遅く。そして演奏会は翌日の12日夜8時半。

チワワ行きのバスだが、ブルースの助言で先月エルパソに行った時、切符は買っておいたのだ。(たまにはマネージャーらしいところもあるでしょ?)ブルースとは現地集合なので、知江美と二人でのメキシコ行き。国境に入る時、念入りな荷物チェックはあるし、ちゃんと舗装されていないような道をいつまでも走るので時々不安がよぎった。「バスで行く」って言うからもっと近いと期待していたのに、エルパソとチワワはものすごく遠いではないか。チワワに到着した時はすっかり夜。チワワと言えば、犬のチワワ。この町が由来なんだ。それからチワワではビーフ・ステーキが有名らしいけど、旅が短かったし体はクタクタで結局食べれなかった。

オルガンはまたしてもロジャース製で3段鍵盤の電気オルガン。電気オルガンはパイプオルガンに勝てないと思うが、小さなパイプオルガンよりは大きな電気オルガンの方が融通がきいて好きだ。演奏会は夜8時半。2000年にメキシコのモレーリアで演奏した時は夜9時だったし、メキシコ人は夜遅いのが好きなんだな。チワワでは Teatro de Los Heroes というコンサートホールでの演奏会だった。練習時間がとても少なかったけど、それは全てブルースの予定どおり。というのは、先月エルパソで演奏した時のとオルガンの機種が同じで、その時作った音色(レジストレーションという)の情報をディスクに納めてあり、チワワではそれをコピーするだけで良い、とブルースが言うのだ。さすがマネージャーは知恵がある。つまり、レジストレーションを決めるのに費やす時間が節約できるため、練習時間がちゃんと確保される、という計画だ。ロジャースの電気オルガンはすごい!ところがブルースの手違いで、ディスクがうまく作動せず、結局レジストレーションは全て始めからセットしないといけなかったのだ。ブルースらしい!

帰りはブルースの友達のメキシコ人オルガニスト「エステバン」がエルパソまで自動車で送ってくれたので、みんなでワイワイ楽しかった。

演奏会のプログラムはこちら >>

[2005年5月12日]

渡辺清人・知江美のホームページへ