アリゾナ州フェニックス〜フェイス・ルーテル教会

オルガンは Moller 社製。演奏台は4段鍵盤で、57ランクのパイプ。この楽器にまつわる話がちょっと面白いんだ。教会の創立は1945年で、現在の礼拝堂が建てられてのは1955年。その時、小さなパイプオルガンが設置されたけど、40年経った1990年代半ばには古くなって使用不可能な状態になってしまう。新しいオルガンが必要とされた時、なんとオハイオ大学から現在の楽器をたったの 18,000ドル(約200万円)で購入してしまうのだ。これってものすごく安い。ただしこの後、楽器を解体し、地元まで運び、設置するまでには多額の資金が必要だったはずだが。とても驚かされたのは、これらの過程すべてをオルガン社に頼らず、教会のメンバーたちだけでやってしまった事。オルガンが完成して「こけら落とし」が行われたのは2005年5月1日。だから僕たちの11月11日のプログラムはまだ2度目の演奏会だったそうだ。教会のメンバーの資金と労力により完成した楽器だけあって、みんなとても誇りに思っていたな〜。

それにしてもアリゾナ州は11月なのに暑かった。空は真っ青だし、あちこちにヤシの木やサボテンが生えているし、ちょっと変わった風景だった。

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[2005年11月11日]

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